03月19日【日本動画協会のニュース】
来る、3月27〜28日に日本最大級のアニメイベント「東京国際アニメフェア2010」が開催されます。
一般社団法人日本動画協会とアニメ人材育成・教育プログラム製作委員会は、この会場に於いて、東京都の支援のもと、アニメーション製作に携わる産業界・教育界が協力して製作されたテキスト「アニメの教科書」を使った、無料公開セミナーを開催します。
(会場内セミナーのため、参加には東京国際アニメフェア2010 の入場券が別途必要になります)
この催しは、アニメーション業界に就業をめざす方々を対象に、アニメーションの制作についての最低限の知識と技術に関するテキストとして、昨春に発行された「アニメの教科書」の使用事例を公開することで、アニメーション教育に携わる皆さまへ、このテキストの認知の向上と、活性化を図ることを目的に行うものです。
今回の公開セミナーでは、実際に「アニメの教科書」を授業で活用している日本工学院専門学校クリエイターズカレッジ、日本電子専門学校の両校にご協力いただき、「模擬授業」と「セミナー形式」で実際の授業における活用事例を公開します。
<開催概要>
日時:2010年3月28日(日)13:00〜
会場:東京国際展示場(東京ビッグサイト)東1ホール
「東京国際アニメフェア2010」会場内セミナールームB
内容:
第1部:13:00〜14:30 (模擬授業)
「アニメの教科書を使った授業例 〜美術解剖学をベースとした人体クロッキー〜」
講師:高桑 真恵 氏
(日本電子専門学校 アニメーション科/アニメーション研究科 科長)
第2部:15:00〜16:30 (セミナー)
「アニメの教科書」を使った教育事例
講師:川合 正剛 氏
(日本工学院専門学校クリエイターズカレッジ マンガ・アニメーション科/メディア研究科 主任)
講師プロフィール
高桑 真恵 氏
学校法人電子学園 日本電子専門学校 アニメーション科/アニメーション研究科 科長
学歴: School of Visual Arts (New York, NY, USA)Illustration科修士課程卒業
美術解剖学会 会員
著書:「美術解剖学と人体クロッキー」,「アニメの教科書」(アニメ人材育成・教育プログラム製作委員会)
1999年、専門学校教育において国内初のCGアニメ学科を設立。以来、デッサン未経験の学生達を対象にした人体クロッキーの講義を行う。
河合 正剛 氏
学校法人片柳学園日本工学院専門学校 クリエーターカレッジ/ マンガ・アニメーション科 主任
東京国際アニメフェア コンペティション部門 審査員
履歴:
1997年 株式会社マッドハウス 入社
2003年 学校法人 片柳学園日本工学院専門学校 クリエーターカレッジ マンガ・アニメーション科
作品履歴:
TVアニメーション/劇場用アニメーション
1996年 『アレキサンダー戦記』『バンパイアハンター』
1997年 『カードチャプターさくら』『あずきちゃん』
1998年 『ボンバーマンビーダーマン』『TRIGUN』『VANPIRE HUNTER D』
1999年 『MASTER KEATON』『さくら大戦』
2000年 『ヒカルの碁』『ポケットモンスター』