08月27日【日本動画協会のニュース】
当協会が運営しております杉並アニメーションミュージアム(東京・荻窪)にて、企画展『サンライズ ヒーローロボット展』を開催いたします。
数あるロボットアニメの中から、1980年代~現在に至るまで、幅広いファンの人気を集めている『勇者エクスカイザー』に始まる「勇者シリーズ」の9作品、『魔神英雄伝ワタル』シリーズから4作品、『疾風!アイアンリーガー』のOVAを含む2作品、『GEAR戦士電童』の計16作品です。会場ではこれらの作品を年表やアニメ映像、貴重なアニメ制作資料などを紹介します。是非皆さまのご来場をお待ちしております。
会期:2020年9月15日(火)~2021年4月4日(日)
入場料:無料
杉並アニメーションミュージアム公式ホームページはこちら
08月17日【日本動画協会のニュース】
本事業は、以下①から③の人材育成事業を実施するとともに、
その効果について調査及び検証を行います。
① 作品制作を通じた技術継承プログラム ※本年度の作品制作は約7~10分の映像制作となります。
② 就業者を対象とした技術向上教育プログラム
③ アニメーション業界志願者を対象とした基礎教育プログラム
本日、 ①作品制作を通じた技術継承プログラムにおける、受託制作団体及び、各スタジオで制作される
4つのアニメーション作品が下記の通りに決定しました。各スタジオの人材育成内容、制作作品は、
来年3月に開催予定の本事業内シンポジウムにてその効果を発表する予定です。
育成プロジェクト事務局
■概要
名称: 文化庁委託事業 令和2年度 アニメーション人材育成調査研究事業
主催: 文化庁
事業受託: 一般社団法人日本動画協会
■受託制作団体
制作団体: 株式会社IMAGICA Lab.
作品: こちら西東京市デリバー警察/ Deliver・Police(仮)
監督: 佐野隆史
プロデューサー:原田健一/岩澤朋也/神田毅
育成対象: 原画/動画
育成プラン:
・コンテの意図を正確に把握し、自分なりに演技や表現を足せるようになる
・自分以外の作業工程の観点を持つ
・演出指示、作画監督修正指示等の意味を理解しながら作業をする
・デジタル動画との連携を通じて、デジタルの知識を習得する
制作団体: ウサギ王 株式会社
作品: ハチミツスーサイドマシーン(仮)
監督: うもとゆーじ
プロデューサー:須田沙織
育成対象: アニメーター
育成プラン:
70s80sに活躍し3Dやデジタルも理解した指導監督を基礎とし、日本でも
トップランクの3DCGディレクターを迎え、フリーツールのBlenderを
メインにこれからのアニメ制作に挑戦していきます。
制作団体: 有限会社オレンジ
作品: Want To Go Home! せめて地球の重力下で(仮)
監督: 織笠晃彦
プロデューサー:和氣澄賢
育成対象: 監督/脚本/美術監督/CGアニメーター/モデラー ほか
育成プラン:
CGアニメーションに見識のあるスタッフで構成し、各ポジションの連携を見直し、
作品への向き合い方の再認識、企画構成力の強化、モデリングやアニメーションへの
知識と技術の継承等を目的として指導を行います。
制作団体: 株式会社つむぎ秋田アニメLab
作品: 龍撃の狂骨(仮)
監督: 櫻井司
プロデューサー:櫻井司/ 桑原智也(アシスタントプロデューサー)
育成対象: 作画監督/原画/動仕(動画+仕上げ)/動画検査/色指定検査
育成プラン:
育成指導側の主要スタッフと指導を受けるスタッフは全て自社の正社員・契約社員とする。
デジタル作画工程に関しては、映像コンテンツを納品するビジネス上で有意義な
技術の継承については育成対象として考えこれを継承する。
※制作団体名五十音順、敬称略 ※全作品仮題により、題名変更になる場合有り
■選定委員会 委員
奥田誠治 松竹株式会社 映像本部 映像企画部 エグゼクティブプロデューサー
数土直志 アニメーションジャーナリスト
本多史典 株式会社プロダクション・プラスエイチ 代表取締役社長
三本隆二 元 株式会社プロダクション・アイジー アドバイザー
ヤマトナオミチ アニメーション監督・演出
※氏名五十音順、敬称略
以上
08月12日【日本動画協会のニュース】
私ども一般社団法人日本動画協会では、アニメの制作管理を担う役職である「制作進行」の業務をとりまとめた「TVアニメシリーズ制作における 制作進行のマニュアル」を8月12日にWEBにて無償公開しました。
本書は、株式会社トリガー 舛本和也氏が執筆した「アニメーション制作における制作進行の座学本」からデータを提供いただき、日本動画協会 人材育成委員会にて業界の標準化内容を検討し、制作進行の業務をマニュアル化したものです。
制作進行職は制作職の新人時に担うTVアニメ1話単位でマネージメント(管理・連絡・調整 etc.)する役職で、アニメ制作の全分野に関わる業務を通して得た経験は、制作デスク、プロデューサー 、演出、シナリオライター、監督などの様々な役職へのキャリアアップの礎になります。
本書を通して、制作進行の新人従事者やアニメ制作の仕事を目指す学生の方々の制作進行の仕事の理解や改善が進み、よって未来のアニメ業界を支えていく人材にとって役立つものであることを願っております。
■概要
名称:「 TVアニメシリーズ制作における 制作進行のマニュアル」
発行: 一般社団法人日本動画協会 人材育成委員会
著作・監修: 一般社団法人日本動画協会 人材育成委員会
株式会社A-1 Pictures/株式会社グラフィニカ/株式会社サンライズ/株式会社白組/ シンエイ動画株式会社/
株式会社ジェー・シー・スタッフ/株式会社STUDIO 4 ℃/ 株式会社手塚プロダクション/
日本アニメーション株式会社/株式会社ボンズ/ 株式会社アーイメージ/株式会社アンサー・スタジオ/
株式会社エクサインターナショナル/株式会社星律/ソニーPCL株式会社/大日本印刷株式会社/
株式会社ダンデライオンアニメーションスタジオ/株式会社ヒューマンメディア/
株式会社ビデオマーケット/株式会社5/株式会社フェローズ/株式会社ブリッジ/
吉本興業ホールディングス株式会社/株式会社ワンビリング
テキスト・図版協力、監修協力:株式会社トリガー 舛本和也/立川政吉
絵コンテ協力:MiyakoMiiYa
公開日:2020年8月12日
公開WEBページ:日本動画協会公式WEBサイト 人材育成ページ 内
頁数:52P/PDF公開
配布:無償配布
掲載概要:
1. 日本のアニメの特徴と形式
2. 制作進行とは
3. アニメ制作の基本工程
4. アニメに関わるスタッフ
5. 制作進行の実務
08月03日【日本動画協会のニュース】
2020年8月3日に下記に事務局を移転しました。
〒113-0033
東京都文京区本郷3-4-5ハイムお茶の水4F
Tel : 03-5839-2930 Fax : 03-5839-2931
※なお、電話番号、FAX番号に変更はありません。