AJA 一般社団法人 日本動画協会

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02月20日【日本動画協会のニュース】

江口美都絵氏(東京アニメアワードフェスティバル・元フェスティバルディレクター)に対する刑事告訴・民事裁判に関する御報告 (2016/2/15 付発表文に対し、第8項を追加発表)

2016/2/20 (2016/2/15付発表文に対し、第8項を追加発表)

 

1 江口美都絵氏(元フェスティバル・ディレクター)等解任後の推移と刑事告訴・民事裁判手続の決定

一般社団法人日本動画協会は、平成27年10月31日をもちまして、東京アニメアワードフェスティバル2016に関するディレクター・プロデューサー業務を委任していた江口美都絵氏、棗田良成氏、三上公也氏をいずれも解任しました。
その後、竹内孝次氏が、新たにフェスティバル・ディレクターとして選任され、コンペ作品の公募及び審査等の業務は極めて順調に進んでいます。

ところが、江口氏らは、解任後、当協会が主催して事務局を運営する当フェスティバルに対して虚偽の風説を流布したり、名誉信用毀損行為に及ぶなど、当協会に対して、執拗な業務 妨害行為を繰り返してきました。
特に江口氏は、事実無根の名誉信用毀損的な虚偽内容の捏造記事を、ネット媒体に配信・公開するなど極めて悪質な行為に及んでおり、当協会の業務を著しく妨害するに至っております。
そこで、一般社団法人日本動画協会は、今般、江口美都絵氏に対し、刑事告訴手続及び民事裁判による法的措置を行使する決定をしたことを御報告します。

 

2 江口氏による不当な金銭要求

当協会は、江口氏らに対して、金216万円の委託料を支払いました。
しかし、江口氏らは、当協会から金216万円の委託料を受領したにもかかわらず、当協会と締結した契約を全く遵守も履行もしないという不正を繰り返していました。
そこで、当協会が繰り返し不正行為を是正するよう勧告するも、江口氏らは、これを完全に無視して一向に是正しませんでした。
そこで、日本動画協会理事会にて熟議した結果、全会一致で、平成27年10月31日をもちまして、江口氏を、当フェスティバルのディレクター職から解任することとし、既払委託料金216万円の返還を求めました。
ところが、江口氏らは、当協会からの既払委託料金216万円の返還を拒絶し、それのみならず、当フェスティバルの関係者に対して、事実無根で虚偽内容の名誉毀損表現を多数記載した電子メールを一方的に送付して虚偽の風説を流布し、当協会の当フェスティバルに関する業務を著しく妨害するに至りました。

そこで、当協会は、江口氏らを相手方として、平成27年12月、東京地方裁判所に対し、虚偽内容の業務妨害電子メールの一方的配信を禁止する旨の仮処分命令を申し立てました。

この裁判の席上で、江口氏らは、当協会に対し、既払委託料金216万円の返還を拒絶しました。
それのみならず、江口氏らは、更に、金648万円を支払うよう、当協会に対して要求してきたのです。
江口氏らは、もし当協会が金648万円を支払わなければ、当協会に対して民事訴訟を提起する旨を、仮処分手続の中で通告してきました。

 

3 当協会は江口氏から金銭要求を拒絶

江口氏は、委任契約に基づく当協会からの委託業務を全く履行せず指示勧告にも一切従わないという不正行為を繰り返したこと理由として、当協会からディレクター職を解任されたものです。
もちろん、東京アニメアワードフェスティバル実行委員会も、正式な手続きを通じて、当協会による江口氏の解任の正当性を全面的に承認しています。

このように、当協会から委任された業務を一切行わず、それどころか業務妨害ばかりを行う江口氏が、当協会に対して、合計で金864万円の金員を求めるということは、法的に根拠が一切なく、不当極まりないものです。
特に、本件は、当協会が東京都などの公金による支援を受けて実施されるものなので、不明瞭な金員の支出は絶対に認めることができません。
従って、当協会は、金648万円の追加金支払い等を内容とする江口氏からの要求を拒絶しました。

これに対して、江口氏は、民事裁判によって当協会に対して金648万円を請求するとの気勢を示しました。
しかし、当協会は、法的な正当性は100%当方にあり、江口氏から民事裁判を提起されても100%勝利できるという確信がありました。
そこで、当協会としては、江口氏が提起すると宣言をした民事裁判を堂々と受けて立ち、当協会の主張の法的正当性と潔白を明らかにするとともに、江口氏の法的責任を徹底的に追及する所存でおりました。

 

4 民事訴訟を提起すると自ら宣言しながら踏み切れない江口氏

ところが、江口氏は、仮処分手続の際には、当協会に対して金648万円を請求するために民事訴訟を提起すると自ら宣言しながら、当協会に対して民事訴訟を提起するのではなく、 仮処分終了後も、当協会に対して、執拗に、裁判によらない協議を再開して欲しいとの要望を再三申し入れて来たのです。
当協会からすると、そのような江口氏側の態度は、江口氏らが裁判をやっても勝ち目がないことを理解しているがゆえに、宣言しながらも民事裁判の提起に踏み切れないのであろうと思われました。
もちろん、不当極まりない金銭請求を繰り返す江口氏とは協議をしても無意味であることは明らかだったので、当協会は、江口氏から希望があった協議を拒絶し、江口氏からの民事訴訟の提起の受訴に向けて準備を進めていました。

 

5 名誉信用毀損記事の配信・公開及び虚偽内容文章の公開による江口氏からの不当な攻撃と業務妨害

以上のとおり、当協会は、江口氏からの民事訴訟の提起を受けて、公開の裁判の場で堂々と戦って真実を明らかにして完全勝訴することを企図し、江口氏からの本案訴訟の提起を待っておりました。
ところが、江口氏は、当協会に対して民事訴訟の提起を行わず、その代わりに、知人のライター等と通謀して当協会の名誉信用を著しく毀損する虚偽内容の記事を、ヤフー等ネット媒体に対して配信・公開するという暴挙に出たのです。

さらに、江口氏は、当協会や当フェスティバルとはもはや無関係であるにもかかわらず、当フェスティバルのディレクターという肩書を無断で冒用して、真実に反する虚偽内容の偽 造文章をネットにて開示し、当協会の業務に対する著しい妨害行為にまで及んだのです。

江口氏の不当な攻撃の目的は、江口氏が当協会に対して金648万円の支払いを執拗に求めてきたという経緯からして、虚偽内容の名誉信用毀損記事や文章、ツイッターなどソーシャルメディアによって、当協会を威圧・攻撃することにより、当協会を畏怖困惑させて、金648万円の支払いをなさしめることにあることは、明らかなものでした。

しかし、当協会の主催する当フェスティバルは、公共性公益性が極めて高いものであり、コンプライアンスを遵守することは至上命題であり、たとえ、江口氏がネット媒体等を通じて事実無根の虚偽内容の記事で威圧・攻撃をしてきたとしても、そのような暴力的行為に屈して、法的根拠が一切ない金銭を江口氏に対して支払うことは、決して許されるものではありません。
従って、当協会は、江口氏からの不当な金員要求を断固として撥ね退けており、今まで、一切、その不当要求には応じていません。

 

6 虚偽内容の名誉信用毀損記事を掲載する媒体及びライターに対する措置

当協会は、江口氏とライターによる当フェスティバルに対する名誉信用毀損記事により、有形・無形の甚大な損害を被っております。
従って、虚偽記事を掲載して流布したネットメディアやライターの責任は極めて重大であり、当協会としてはこれを看過放置することは到底できません。
そこで、当協会は、江口氏とライターによる名誉信用毀損記事を掲載したネット媒体に対しては、掲載記事の削除、損害賠償の請求など、既に法的措置を講じています。
これに応じない悪質なネット媒体の運営者やライターに対して、民事手続のみならず、刑事告訴手続をも講じて、厳しくその責任を追及する所存です。

 

7 当フェスティバルの開催準備は極めて順調であり、且つ、全応募作品を誠意をもって審査していること

なお、江口氏がライターと捏造した名誉信用記事には、「当フェスティバルが正常な開催が困難であり破綻する」「当協会がコンペ応募作800作品を審査せず放棄した」との記載があります。
しかし、当フェスティバルは、江口氏の解任後、当協会の委任により新たにフェスティバル・ディレクターに就任をした竹内孝次氏によるディレクションの下、東京アニメアワードフェスティバル実行委員会との連携や、長編及び短編審査、招待作品選定等、極めて順調に準備が進んでいます。
江口氏のディレクターの解任による不利益や不都合は一切ありません。
従って、「当フェスティバルが正常な開催が困難であり破綻する」という江口氏とライターによる記事の摘示する事実は、全くもって真実に反しており、虚偽のものです。
また、当フェスティバルでは、短編作品、長編作品ともに応募があった作品については、一本残らず、全て、丁寧に審査をしています。
従って、江口氏とライターが共謀して捏造した記事に摘示されたような「当協会がコンペ応募作800作品を審査せず放棄した」という事実も、一切、存在しません。
江口氏が記事にて摘示する事実は、完全なる虚偽であり、真実に反するものであり、到底、許されないものです。

 

8 江口氏は800作品を所持管理していないにもかかわらず、応募作品と交換で金648万円を要求していること

記事の中には、「江口氏がTAAF応募作800作品を所持していた」という記述をしているものもあるようです。

しかし、そのような事実は一切なく、かかる記述は真実に反する虚偽の内容です。

当協会は、当フェスティバルのコンペティション部門の作品の応募受付につきましては、多種多様な方法を用いていました。

その一環としまして、当協会は、フランスの「Sauve Qui Peut le Court Métrage Association」 (以下「SQP社」といいます。)に対し、同社が運営する「shortfilmdepot.com」というインターネットサイトを活用しての当フェスティバルの応募受付を委託していました。

SQP 社が運営する「shortfilmdepot.com」による応募受付は、当フェスティバルに限らず、 世界の映画祭主催者が一般的に広く行っている方法であるため、当協会はかかる状況や実 績に鑑み、SQP社を信頼して、応募者募集を委託しました。

SQP社は、「shortfilmdepot.com」の登録者で当フェスティバルのコンペティション部門への応募を希望する方々の作品をとりまとめて、それらを一括してSQP社が当フェスティバルに対して応募手続を行うこととなっておりました。

しかし、当協会は、応募作品を審査するための時間的・物理的にリミットとなる2016年1月15日まで、SQP社に対し、当フェスティバルへの応募手続の完了を督促し続けたものの、ついにSQP社が応募手続を履行せず、やむなく、SQP社による応募受付を断念しました。

ただ、事前に、当フェスティバルの公式サイトから応募手続を行うよう告知をしておいたため、「shortfilmdepot.com」の登録者が当フェスティバルに対して応募する機会の確保のため の手続は既に実行済みです。

SQP社の「shortfilmdepot.com」で当フェスティバルのコンペティションに作品を応募した方々に対しては、来年実施される予定の当フェスティバル(東京アニメアワードフェスティバル2017)に対しても作品を応募していただきたい旨を告知して、クリエイターの方々の飛躍のチャンスの場を提供する所存です。

なお、上記の虚偽捏造の記事等によりますと、江口氏は、800作品を所持している・管理しているという風説を流布しているようです。

しかし、当協会がSQP社に対して確認をしたところ、

1 江口氏が「shortfilmdepot.com」の登録作品を所持・管理しているという事実なない。

2 SQP社の「shortfilmdepot.com」で当フェスティバルのコンペティションに応募のあった作品数は、530件である。

ということでした。

従いまして、ネット記事などで、江口氏が800作品を所持管理しているという事実を摘示しているものは、全て、真実に反する内容虚偽のものなのです。

つまり、江口氏は、真実には800作品の所持や管理をしていないにもかかわらず、SQP 社が当フェスティバルに対して応募作品の応募手続を完了しないという問題状況に乗じ、 金648万円を当協会に対して要求する根拠は江口氏には全くないにもかかわらず、江口氏に金648万円を支払えばSQP社の管理する作品を当協会に引き渡す、という要求してきた、というのが実情なのです。

当協会は、SQP社の管理下にある作品を江口氏が所持・管理していることはありえないという事実を、SQP社から確認をしていたので、江口氏からの金648万円の要求は法的根拠を一切欠く不当極まりないものとして、一蹴してきた次第です。

江口氏の金648万円の要求は、一切法的な根拠を欠くのみならず、クリエイターの応募作品をいわば取引交渉材料に使って金648万円を要求するものである点で、到底、当協会としては承服しがたいものです。

江口氏が流布した虚偽の風説を真実と信用してしまっているメディアやライターの方々も残念ながら見受けられ、当協会に対する真実に反する名誉毀損記事を公表している向きも あります。

しかし、当協会としては、そのような虚偽内容の名誉毀損記事に屈することなく、江口氏からの不当なしかも応募者を取引交渉材料に使っての金銭要求は今後も徹底して拒絶してゆく所存です。

 9 江口氏がメディア各位に対して「金648万円の支払いを当協会に対して要求している事実」を秘匿していること

なお、現在も、江口氏は当協会に金銭の支払いをさせるために威圧をするべく、週刊誌等媒体に虚偽の風説を流布して、何とか捏造記事を掲載すべく、メディアに売り込みをしているようです。
しかし、江口氏から売り込みを受けている週刊誌等媒体に対しては、江口氏は、「金648万円の支払いを当協会に対して要求している事実は秘匿している」のが実情です。
すなわち、現在江口氏が記事化に向けて働きかけている媒体は、江口氏の目論み通り、当協会に対する金銭要求を促進する道具となるべく、虚偽内容の捏造記事を掲載しようとしているのです。
現在も、ある週刊誌から、今週号で江口氏に対する取材内容に基づく記事を掲載したいので取材に応じてほしいとの連絡を受けています。
その週刊誌から送付されてきた書面を見ると、江口氏が真実に反する虚偽情報を提供して いることが一見して明らかでした。
そのような状況の中で、当協会としては、江口氏から記事掲載の売り込みを受けているメデ ィア各位に対して、このように、江口氏がメディア各位に対して秘匿している「金648万円の支払請求を当協会にしている」という真実をオープンにすることによって、江口氏の金銭要求の道具となるような記事を掲載することなきよう申し入れるものです。
本件については、江口氏が仮処分の裁判の場で主張をしていたように、本来は、民事の本案裁判の場で、当協会と江口氏のどちらが正しいかを、公開の法廷にて、双方の主張を堂々と展開して真実を明らかにすべきことであり、虚偽内容の捏造記事をメディアに掲載して自らの要求を当協会に飲ませようというやり方はアンフェア極まりないものです。
メディア各位には、報道機関としての使命や品性に鑑み、賢明なる判断をお願いする次第です。
なお、当協会としては、以上のような真実の開示にもかかわらず、江口氏の取材に基づいて当協会の業務妨害・名誉毀損記事を掲載する媒体やライターに対しては、江口氏による当協会に対する不当な金銭要求に協力するものと解さざるを得ないので、刑事告訴及び民事裁判等により徹底して責任追及をする所存です。

 

10 日本国内及び海外の関係諸機関のご理解と応援

当協会が主催する当フェスティバルは、共催の東京都をはじめ、外務省、観光庁、経済産業省、文化庁、中央区、国際交流基金、日本政府観光局、日本貿易振興機構の後援の承認を頂き、フィンランド大使館、イスラエル大使館からも既に協力を受けており、現在、駐日EU代表部、フランス大使館に協力申請を行っております。
また、これらの皆様には、当協会か ら状況を説明してご理解をいただいております。 皆様からは「江口氏の不当な妨害行為による金品要求に屈することなくがんばって欲しい」 というありがたい支援のお言葉も多数頂戴しています。

 

11 おわりに  〜最高のフェスティバルにすべく最善を尽くします

以上の理由で、一般社団法人日本動画協会は、今般、江口美都絵氏に対し、業務妨害行為・ 名誉信用毀損行為・不当な金品の要求行為を理由として、刑事告訴手続及び民事裁判による 法的措置を行使する決定をしたので、御報告した次第です。
当協会は、どんなに江口氏がライターやメディアと共謀して、虚偽な捏造の記事を流布しよ うとも、そのような不当な威圧に屈して、法的に根拠のない金員の支払要求に応じることは、 断固としてしません。期待に応えるべく、当協会は、当フェスティバルを、日本の国際的な アニメーションフェスティバルとして発信をし、関係者一同で最大限の努力を行い、最高のフェスティバルにすべく最善を尽くします。
ご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

 

一般社団法人日本動画協会  以上

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